新着情報&イベント情報
2019/12/03地域防災ステーション Vol.31
ハザードマップを確認していますか?ハザードマップを見て頂くと、「十数年に一度の大雨が降った場合の浸水予報です」といった文言が記載されている場合もありますが、最近の異常気象や、大型台風の勢力・頻度を考えると、「数年に一度」もしくは「年に一回」といってもおかしくないくらいの状況です。ハザードマップに記載されたリスクは、「被害が発生するかも」ではなく「いつか被害が発生する」と考えて頂くべきではないかと思います。日本損害保険協会では、「風災害による高額保険金支払事例」を公表しています。こちらでも上位5件の内3件がこの5年間に発生しています。地震や台風、大雨の被害は見逃すことのできないリスクになっています。たとえ保険金が支払われたとしても、カバーしきれないものが多くあります。被害に合わずにすむ手段が手元にあるのであれば、まずはそれを徹底していただきたいと思います。お住まい探しをしている方には、ハザードマップをご覧いただくようご案内しておりますが、より一層、その重要性を皆様にお声がけしていきたいと思います。多くの市町村では、インターネット上でハザードマップを公開していますので、ご覧いただく手間もかかりません。是非一度ご覧になっていただければと思います。